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脳科学マーケティング100の心理技術(8回目)「脳を刺激するコピーライティング」

ネットビジネスを支える2本柱は、コピーライティングスキルとマーケティング

スキルとなります(セールスはこれに含まれる)。

今回は、マーケティングについて第8回目となります。

先ずは、マーケティングについての最新の情報が書いてある本について、重要な

部分をまとめてみました。その本の名前は「脳科学マーケティング100の心理

技術」というものです。題名の通り、脳科学に基づいたマーケティング手法とな

りますので、面白い視点で書かれており、ある意味うなずける内容だと思いま

す。

(「脳科学マーケティング100の心理技術」をご興味の方はこちら

=>http://directlink.jp/tracking/af/886376/Lcij7go5/ )

以下、100項目を、13回に分けて説明させて頂きます。

今回は第8回目となります。

ここでは、「脳を刺激するコピーライティング」について、059~070までの12項目

で説明します。

059顧客の意表をつく言葉を使う
海馬は、あることを引き金に、自動的に一連の事象を思い出し、それによって次にお
こることを「予測」している。
この予測機能を裏切ることで反応が得られるという広告手法が考えられる。
よく使われるフレーズの一言を、意外なものに言い換えることで読者をハッとさせる。
画像においても、意外なものを挟むことで、普通で終わるより一層注意をひく。

060シンプルなキャッチフレーズを使う
ブランド名よりキャッチフレーズを見せられた場合、多い金額を使う傾向にある。
「節約」を喚起するメッセージは、「贅沢」を喚起するメッセージを見せた時より、
多い金額を使う傾向にある。
以上より、「節約」を期待させる「キャッチフレーズ」は、消費者にたくさん買わせ
る力を持っている。例えば、ウオルマートの「節約してより良い生活をしよう」

061シェイクスピアの文体をまねしてみる
品詞転換(ある品詞を他の品詞に使うこと)技法に対して、被験者の脳は活性化する。
例えば名詞godを動詞「He godded me」と使う。
この技法のように、脳が一瞬混乱することはよいことで、意外な言葉に遭遇すると
脳内神経回路が発火する。
言葉の使い方にアレンジを加えてみる。普遍的な言葉を変わった用法で使う。
例えば「宣伝コピーをニューロしよう!」

062イメージしやすいネーミングをする
食べてはいけないものを名前で判断している。
品名の言いかえによって、ネガティブなイメージを払拭し、顧客に商品の新たな価値
に築いてもらう。(この時、製品とパッケージを少し調整)

063パーセント表示は使わない
人数(実数)で示したほうが人としての現実味を感じさせる。
ネガティブな情報を提示しなくてはいけない場合は、パーセント表示をし、インパク
トを抑える。
逆にポジティブな情報の場合は実数を使い、わかりやすさとインパクトを与える。

064魔法の言葉「無料!」を多用する
売上激増を望む場合は無料キャンペーン、新商品のサンプルを多くの人に試してもら
いたい場合は、無料サンプルをすればよい。人の脳は損失を嫌うため、無料を好む。

「無料」に適さない場合として、特定のターゲットに向けた商品サンプル配布がある。
ごく低い価格で販売し、その商品をどの道使わない人に無駄にサンプルがわたること
を防げる事ができるため、興味のある人に限定的に渡すことができる。

065魔法の言葉「新商品」を連発する
新規性は、脳内の報酬中枢を活性化させる。
新規性を求める好奇心は今も健在で、新しい製品(パッケージを変えた旧製品)にひか
れ続ける。
長期的なブランドへの愛着心の威力を利用しつつ、商品の新しさを強調する。

066形容詞で躍動感を出す
説得力があり、感性豊かな形容表現は、無味乾燥な宣伝コピーを効果的なものにし、
客に購入を促すだけでなく、食べ物の場合には食後の満足も上げる。
修飾語句としては
「生き生きした表現」「5感を刺激する表現」「叙情/郷愁を誘う表現」「具体表現」
「ブランド表現」がある。
課題は、自社商品やサービスに効果を発揮する形容表現を見つけることである。
形容表現は、短い商品説明に使い、注文方法説明などの簡単明瞭でなくてはならない
部分には使わない。

067ストーリー仕立ての広告をつくる
ストーリー仕立にすることで、脳にある個々の経験に根差した記憶を呼び覚ます機能
により、顧客に共鳴をよびこむ。このためには、商品やブランドにまつわる「生き生
きしたストーリー」を書くこと。

068「お客様の声」をドンドン掲載する
脳は反射的に、1つの例を一般化し、すべてに当てはめようとする。そのように推理
したものは記憶に残る。
短いコメントに終わらせずに、個人的体験談のほうが、インパクトが増す。
そのストーリーに名前や顔写真をともに載せれば、より記憶に残りやすい。
また、実際の知り合いに聞いた場合は、なお一層信頼性と説得力が増す。

069言いたいことは簡潔に伝える
テレビなどビジュアル性の高い媒体においても、文字を適切に使ったストーリーを
語れば、立派に画像や音や制作技術を使ったコマーシャルに勝てる。文章は驚くほど
に威力を発揮する。

070悪い噂が広がらないようにする
ストーリーが販売力を持つ理由の1つは、人は話に共鳴し、脳が活性化するから。
逸話は統計よりも強い影響力を持つ。
例えば、体験談ほど、記憶に残りやすいものはない。

以上、「脳を刺激するコピーライティング」についてでした。

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