007 キリのいい数字を入れない
購入に基づき脳内に物差しができ、その精度は価格の値の細かさによって左右されます。
例えばある商品に対して500円というキリのいい数字であると、物差しの精度は落ちてしまい、498円という値にすると、その精度は増す事になります。
ここで、オークションの商品について開始価格を500円と498円の2つを提示すします。この時の卸値価格についての回答は、500円の時は物差しの精度が粗くなるので、おおざっぱな価格となり、例えば400円ということになり、そのアンカー価格500円からかなり外れてしまう事になります。一方で498円の時は、その精度が増すために、例えば490円というふうになり、アンカー価格500円からの差は小さく抑えられることになります。
また、価格を細かく提示することで、その商品全体に対して詳細に検討されているイメージを持つために、その品質に対してもよい影響を与える可能性があります。