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「脳科学マーケティング100の心理技術」016においを記憶させる

016 においを記憶させる

「012臭覚を刺激して売る」で示したように、においは感情を司る大脳辺縁系に刺激を与える事で記憶を形成することを助けています。このにおいの刺激により、それとは全く違った情報においても、その記憶を助ける働きがあり、再度そのにおいを嗅ぐと、その時の記憶がよみがえってくることが実験により確かめられています。

このマーケティング手法をうまく使っているのが、スタバやベーカリーであす。この場所を通ると、こおばしいバンのにおいや、心穏やかになるコーヒーのにおいがして、そのにおいがこの場所の記憶を形成します。

それは、潜在意識において、及びこの場所において良いことがあったという顕在記憶に、影響を与えています。

また、記憶を形成させるときに重要なことは、形成時のにおいを長期に渡り使用することでの一貫性を持たせることです。

以上、においによる記憶形成は、五感ブランディングとしてかなり有効な手段となります。

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