ブログ マーケティング

「脳科学マーケティング100の心理技術」024臨場感あふれる写真を使う

投稿日:2017年5月18日 更新日:


024 臨場感あふれる写真を使う

いちご

高画質の現実味あふれる鮮明な画像を使った紙媒体広告は、2次元の静止画であるにもかかわらず、製品を実際に試した印象を顧客の脳に残し、製品に対する肯定的な意識を高めます。

 

このことを確かめた実験が、現実には存在しないポップコーンメーカーの印刷広告を見せる実験です。

3つのグループに分け、1つ目は高解像度の広告画像を見せられ試食ナシ。

2つ目は低解像度の広告画像を見せられれ試食ナシ。3つ目は実際に試食をしてもらった。1週間後のアンケート調査結果によると、驚くべきことは、1つ目の高解像度試食ナシが、3つ目の試食してもらったものと同等に試食をしたと答えた事です。低解像度を見た人は試食したと言った割合は少なく、製品い対する評価も低いものでした。

 

以上より時間や費用をかけて、高品質な画像を作りだす価値がある事を示唆しています。

 

例えば食品広告なら、おいしそうで見栄えのする食品のクローズアップ写真であったり、それ以外であれば、製品の、触覚や臭覚といった感覚に訴える要素を強調するような画像にします。

また、白黒よりもカラー写真の方が、製品を試したかのような現実感が高まります。
以上より、現実味あふれる鮮明な画像になり、臨場感があふれる広告ができることで、実際に製品を試したかのような現実感が高まります。


-ブログ, マーケティング

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

004価格をハッキリ見せる

「脳科学マーケティング100の心理技術」004価格をハッキリ見せる

004 価格をハッキリ見せる ここでは「プライミング」を利用しています。 これは、相手に前もってさりげなくヒントとなるイメージを提示しておくと、それに続く相手の行動を左右することができるといものです。 …

Microsoft-vs-Apple

「脳科学マーケティング100の心理技術」022共通の敵をつくる

022 共通の敵をつくる 自分のブランドの顧客に、競合他社の顧客とは違うと感じさせることができていますか。   自分のブランドには以下に示したドライブ(部族)がありますか。 このドライブとい …

no image

コピーライティングに関する本の概要まとめ 5回目

ここまでは、コピーライティングに関する本の概要をまとめる事を行ってきました。 その中で、自分の中に落とし込めた内容はなんなのかを、内容概要を読んでみ て、現在記憶に残っているもの(自分がすぐに使えるノ …

赤ちゃんの視線の先

「脳科学マーケティング100の心理技術」030 モデルの目線は商品に合わせる

030 モデルの目線は商品に合わせる 前回示したように、赤ちゃんの顔は人の目を引くが、必ずその顔が、見出しや商品写真など、顧客に見てほしい広告の主役の方を向いているようにすることです。   …

分岐1

「脳科学マーケティング100の心理技術」034 「もしも買わなかったら」と問いかける

034 「もしも買わなかったら」と問いかける   事実に反するシナリオとして「もしも買わなかったら」を顧客に考えてもらう事で、忠誠心を高めることができます。   もしも、普段自社の …

支える2本柱ーサイドバートップ

カテゴリー

人気ブログ

ブログ内検索

本サイトは、ネットビジネスを始めるために必要な2本柱である、コピーライティングとマーケティングについて、学んだ情報を発信していきます。

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.