ブログ マーケティング

「脳科学マーケティング100の心理技術」001顧客の潜在意識に訴える

投稿日:2017年4月17日 更新日:


001 顧客の潜在意識に訴える


001顧客の潜在意識に訴える

人間の意識においては、顕在意識は氷山の一角でありわずか5%を占めており、残りの95%が潜在意識となります。

 

一般的に、商品を売り込む際に、広告ちらしなどで、これが売れていますよ、これが安いですよ、これがコストパフォーマンスがいいですよと、理論的、意識的な脳の部分(顕在意識)に訴えることが最もよく行われています。

ところが、この情報を知って、その店に買い物に出かけてみると、買う予定であったものとは全く違うものを買うことが良くありますね。

 

これは、まさしく95%を占める潜在意識が無意識な決断をしている証拠となります。つまり5%の顕在意識に訴えかける従来の広告では、顧客の判断基準を作る事にはなっていないという事になります。


ここで無意識な決断になるのは、潜在意識は非言語領域であるため、その購入理由を完全に説明する言葉を見つけることは難しいからなのです。この潜在意識は、過去においての思考、感情、経験(学習)したことにより作られた信念体系により構成されており、自分ではそれがどのようなものであるのかを言葉では定義できないからなのです。

 

これから示す脳に訴えかけるマーケティングにより、顧客の潜在意識に訴えかけることができれば、それは購入判断材料として無意識に使われ、確実に購入する行動をとるようになると思われます。

またこのときに顕在意識により、後ずけで購入理由を理論づけするために言葉にしようとするので、この点では、顕在意識に訴えかける広告も十分に役に立つと思われます。


-ブログ, マーケティング

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

コカ・コーラ

「脳科学マーケティング100の心理技術」011五感を刺激するブランドをつくる

011 五感を刺激するブランドをつくる 五感に訴えてブランドを覚えてもらうカギは、とにかく一貫性です。 下記の要素を、いつでもどこでも毎回同じように感じさせることです。   このブランディン …

「脳科学マーケティング100の心理技術」023脳を活性化させる紙媒体を利用する

023 脳を活性化させる紙媒体を利用する 紙媒体の広告は、有形媒体のため、人の脳内の感情的処理を増大させます。そのため、記憶は感情を伴って残っているのでより鮮明です。   また、紙媒体広告は …

脳科学マーケティング100の心理技術

脳科学マーケティング100の心理技術(4回目)「紙媒体と脳の相性がいい理由」

ネットビジネスを支える2本柱は、コピーライティングスキルとマーケティング スキルとなります(セールスはこれに含まれる)。   今回は、マーケティングについて第4回目となります。   …

no image

5-26-1「小スペース広告で利益を上げる方法」前半

ここでは、「小スペース広告で利益を上げる方法」の前半について、3つの項目 を示しています。   まず最初に、小スペース広告の制約が10個あることを示します。 1.小スペース広告の10の制約 …

トリュフ

「脳科学マーケティング100の心理技術」049 甘いお菓子で気分を高揚させる

049 甘いお菓子で気分を高揚させる もしあなたの売る商品が、ぜいたく品とか自分へのご褒美と位置づけらるようなものなら、甘いお菓子で顧客を誘惑してもよい。   これは次の実験により確かめられ …

支える2本柱ーサイドバートップ

カテゴリー

人気ブログ

ブログ内検索

本サイトは、ネットビジネスを始めるために必要な2本柱である、コピーライティングとマーケティングについて、学んだ情報を発信していきます。

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.