ここでは、「35の見出しの型–効果は検証済み」についてです。
以下の「35の型」は
①すぐに見出しが必要なときのツールとして
②新しい型を考え出す想像力の刺激剤として
役に立ちます。
①「新情報」見出し–8つの型
広告の最も重要な役割が、新製品の紹介、従来品の新しい使い方や改良点を
知らせることです。以下8つの「型」は、
型1 見出しを「ご紹介」で始める
型2 見出しを「発表」で始める
型3 発表のニュアンスがある言葉を使う
新製品や改良点をいったん紹介した後も、その「新情報」性を
引き続き広告で保てるのが型4。
型4 見出しを「新」で始める
「新」という言葉ををさんざん使ったら、引き続き広告に
「新情報」性を加えられるのが型5。
型5 見出しに「いま、さあ、ついに」で始める
型6 見出しを「とうとう、いよいよ」で始める
型7 見出しに日付や年をいれる
型8 見出しをニュースネタ風にする
②価格に関する見出し–5つの型
宣伝効果テストでもわかっている、1番重要な要素の1つは
「価格」である。以下5つの「型」は
型9 価格を見出しのメインにする
型10 割引き価格をメインにする
型11 特価品をメインにする
型12 支払の簡単さをメインにする
商品を分割払いできるほうが売れる
型13 無料提供をメインにする
③情報やエピソードを提供する見出し–2つの型
型14 役に立つ情報を提供する
役に立つ記事体(新聞,雑誌)の広告をかく
型15 「エピソード」を伝える
適したエピソードは、メッセージ性があり、説得力がある。
この時適切なターゲットの絞り込みも大切である。
④キーワードを使う見出し–10の型
型16 見出しを「○○する方法」とする
自分のやりたいことが書いてある広告なら、熱心に読む
型17 見出しを「どうやって、このように、どうして」とする
型18 見出しに「理由、なぜ」をいれる
型19 見出しに「どれ、どの」をいれる
興味をそそる、ターゲットを広くできる
型20 見出しに「他に(誰か)」をいれる
型21 見出しに「求む」をいれる
読んだ人は何が求められているか知りたくなる
型22 見出しを「これ、この」ではじめる
見出しが具体的になる
型23 見出しの理由の「~だから」をいれる
型24 見出しに仮定の「(もし)~なら、(もし)~しても」
をいれる
ここで、ほとんどどんな広告でも応用できる「もし~なら」型の
例文としては、
例文)もしこの(商品/サービス)を買う余裕はないとお考えでしたら、
(特別割引/利用条件など)をお確かめください
型25 見出しに「アドバイス」という言葉をいれる
このコピーを読めば、ちょっと役に立つ情報かなと思う
⑤その他の見出し–10の型
型26 見出しを証言スタイルにする
型27 読み手を試す質問をする
例 この記憶力テストに合格できますか?
型28 1ワード見出しにする
小スペース広告で効果的。
その単語にきちんと意味があり、適切なターゲットを選別できる場合。
文字を大きくできるメリット。
型29 2ワード見出しにする
型30 3ワード見出しにする
型31 今はまだ買わないように伝える
見出しは何かを買え買えと促すもの、だから「買うな」という見出しは効果的。
型32 広告主から相手に直接に語りかける
例 当社がこの新タイプのパイプを5ドルでご提供する理由
型33 特定の個人やグループに呼びかける
ふさわしい見込み客を絞り込み、いつも考えている特定の問題の解決策を提供
型34 見出しを質問形式にする
型35 ベネフィットを事実と数字で伝える
まとめ
見出しの型は、売り込みのアイデアであり、過去に何度も成果を上げてきたし、
これからも成果を上げていくと期待できるものです。
特に効果があるのは「○○する方法」次に「発表」である。
以上、ここでは、「35の見出しの型–効果は検証済み」でした。
この情報の氾濫したネット社会において、広告のコピーを全文読むだけの時間
がない方は多いでしょう。
見出しでコピーの内容を判断することになるので、いかに良い
コピーを書こうが、見出しが悪くて、飛ばされてしまったら、
せっかくのコピーを書いた時間が無駄になります。