028 ときには複雑な表現を用いる
わかりにくい複雑な書体で書かれたものは、シンプルな書体よりも、はるかに記憶に残りやすいことがわかりました。
わかりにくい書体(流れの悪い書体)は、努力して読み進めなくてはならず、深く考えさせられるので、結果として長く記憶にとどまりやすいからです。
この結果は、マーケティングにおいても応用できる理論であり、例えば電話番号とか、広告のキャッチコピーとかを記憶してもらうために、複雑な書体を使い、努力して読んでもらう事で記憶に残り易くすることができます。
ここで気を付けることは、広告本文までをその書体にしてしまうと、読みづらさが続き、疲れて読む気をそいでしまうことです。