コピーライティング ブログ

5-16「熱意を込めてコピーを書く方法」

投稿日:2017年1月25日 更新日:


ここでは、「熱意を込めてコピーを書く方法」です。

コピーライターにとって、1番難しいのが、書き出しの部分であり、なか

なか書き出せないため、熱意は必要である。

書き始めが難しい3つの理由としては、

①座ってすぐにコピーの冒頭部を書こうとするのは、車のエンジンがまだ

温まっていないのに、急な上り坂を走るのと同じ。

②経験豊富なコピーライターは、コピーで最も重要な部分が冒頭部である

ことを知っている。書き出しが良くなければ、読んでもらえないことをわ

かっている。

③見出しやレイアウトのアイデアが、クリエイティブディレクターから渡

されるところは、コピーライターにとって、それが助けになるどころか、

帰って邪魔になることがある。

上記①の「まだエンジンがかかっていない脳」に活を入れる方法としては、

この難問を打開する方法としては、

①とにかく書き始め、そのうちに冒頭に使えるようなものができる。

②コピーは最初からではなく、真ん中から書き始め、調子が出てきたら、

読み直し1番いい段落を選びそれを冒頭に持っていく。

③アイデアをどんどんパソコンに書きとめ、あとは編集する

 

熱意をもって書く秘訣は、熱意が冷める余地を与えないこと。潜在意識のなか

でうごめくインスピレーションが消えないうちに、それをとらえる。

熱意のあるコピーを書こうと思うなら、批評家たちのことは頭から完全に追い

出し、どんどん書くこと、勢いよく、シズル感(5感に訴える)のあるコピーを

書くこと。あとで冷静に読み返して、批評する人たちに反対されそうなところ

は削る。そうすれば、生き生きとした、OKの出るコピーできる。

熱意あふれるコピーを書くことは、「宣伝対象品について言ってはいけない

こと」とか「宣伝上言わなければならないこと」を忘れさせてくれ、いいコ

ピーができる。

熱意は、はしかと同じく伝染し、書く人から読む人に広がっていく。

 

熱意のある文章とは、

思いついたアイデアを忘れないうちに、すぐに書き始める。

最初に書いた文章は、ありえないコピーだが、その何かが、

読者の気持ちに働きかけ、それはわずかなものだが、感動を

生み、読んだ人の行動を駆り立てる。

感情を訴えるコピーは、脳の中のもっと深いところの、愛、

憎しみ、不安、欲望を司る部分まで入り込むことで、

読者のアクションを生む事になる。

 

まとめ

広告は、かなりの熱意が必要で、そのためエンジンのかかってない冒頭部で

苦労する。

文章途中からでいいから、とにかく書き始めることが重要である。

その中から冒頭部に適した文章が見出せる。

このコピーにおける熱意が、読者の感情に訴えることが出来れば、行動を起

こしてくれる。

以上、ここでは、「熱意を込めてコピーを書く方法」でした。


-コピーライティング, ブログ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

アンケート依頼

「脳科学マーケティング100の心理技術」045 最初に小さな頼みごとをする

045 最初に小さな頼みごとをする 面倒な頼みごとをする際には、その前に、簡単な小さな頼みごとをするべきです。その小さなリクエストをクリアすることで、次の面倒な頼みも聞くのが筋という潜在意識のようなも …

香り付鉛筆

「脳科学マーケティング100の心理技術」017香りつきの商品をつくる

017 香りつきの商品をつくる 商品又は広告に香りをつけることにより、独自性が高まり記憶に残りやすいことが分かりました。   ここで、鉛筆に普通の香りと、珍しい香りをつけて比較実験をしました …

交流

「脳科学マーケティング100の心理技術」037 顧客の話をトコトン聞く

037 顧客の話をトコトン聞く 顧客との関係において、大口を優先的に接触するなどの効率性を求める事と同様に、接触する時間とその交流の質を高めることで信頼関係を構築する事が重要です。   ここ …

ダイレクトメール1

「脳科学マーケティング100の心理技術」033 写真入りダイレクトメールを送る

033 写真入りダイレクトメールを送る 人の写真が、それを受け取る人の行動を変えるという事実の裏付けは増えています。   その写真によって受け取る側の共感を得ることができるのであれば、例えば …

no image

5-29-1「広告をテストする17の方法」第3回目

ここでは、「広告をテストする17の方法」についての示します。 全体を4分割して、今回は第3回目(4回中の)となります。 ここでは、どんな見出しが多くの人を引きつけるのか、 どんなビジュアルが注目を集め …

支える2本柱ーサイドバートップ

カテゴリー

人気ブログ

ブログ内検索

本サイトは、ネットビジネスを始めるために必要な2本柱である、コピーライティングとマーケティングについて、学んだ情報を発信していきます。

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.